家族が増えるときや子どもの独立、転勤など、ライフイベントの発生に伴って不動産を購入しようか検討する方は多いのではないでしょうか。
しかし、不動産は高額な買い物であるため、なかなかすぐに購入を決断することは難しいものです。
そこで今回は、いつ不動産を購入しようか悩んでいらっしゃる方に向けて、不動産購入の最適な時期についてご紹介します。
統計からみる不動産購入の時期
国土交通省の公表する「令和元年度住宅市場動向調査」によると、不動産を購入する年齢は30代後半から40代前半が80%以上を占めています。
平均年齢は購入した住宅の種類にもよって異なりますが、もっとも低いのは分譲の一戸建て住宅で36.8歳、反対にもっとも高いのは中古のマンションで44.8歳です。
住宅を購入するときには住宅ローンを利用することが一般的ですが、住宅ローンの最長期間は35年間です。
80歳までに完済することを考えると、45歳までには借り入れる必要があるため、このことが年齢別の統計にも表れています。
また、住宅を購入した際の平均年収別にみてみると、新築の場合は700万円から840万円、中古住宅の場合は670万円から715万円が平均値と出ています。
ライフイベントからみる不動産購入の時期
ライフイベント別に不動産購入のタイミングをみていくと、まず初めに挙げられるのが単身のうちに購入するケースです。
独身であっても、早いタイミングで購入することで住宅ローンの返済が進み、老後の生活の負担を減らせます。
また一般的にライフステージが大きく変わるのが結婚のタイミングで、新生活を新居でスタートでき、住宅ローンの計画が立てやすいため、このときに不動産を購入するケースも少なくありません。
その後は「子どもの誕生に合わせて」「子どもの小学校入学に合わせて」などが不動産購入のタイミングとして挙げられます。
家族は何人を予定しているのか、子育てはどこでしたいか、子どもを転校させる必要性がないかどうかなどが、不動産購入に際してチェックしておきたいポイントの1つでもあります。
不動産購入の時期を考える上で押さえたいポイント
不動産購入の時期に悩んだときは、購入する住宅の種類と、住宅の購入費用をポイントに検討することが重要です。
中古住宅なのか、新築注文住宅なのか、購入する住宅の種類によって購入費用は大きく異なります。
また、費用に関しても、好景気なのか不景気なのか、住宅ローンの金利など、経済的なタイミングによって購入費用は変動する可能性があります。
少しでも費用を抑えて購入したい場合は経済的なタイミングに合わせて購入するなど、家計や家族の事情によって購入するべき時期は異なるでしょう。
ライフスタイルや家計に合わせて、さまざまな要素から不動産購入の時期を見定めることが重要です。
まとめ
今回は、不動産購入の最適な時期について、統計やライフイベントをもとにしてご紹介しました。
大きな金額が動く不動産の購入は、後悔やトラブルのないよう、家族のライフスタイルに合わせて納得のいく購入を心がけましょう。
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