
仲介手数料無料って危ないの?

最近、ネットやSNSでこんな投稿を見かけました。
「仲介手数料無料だと、売って終わり。『手数料も貰わないのそこまでできないよ』と言われた」
これを見て、不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
「仲介手数料が無料=危ない」「ちゃんと対応してもらえないのでは?」
そんなイメージを持たれるのも、正直無理はないと思います。
ただ、結論から言うと、仲介手数料が無料・割引だからといって、一概に危ないわけではありません。
大切なのは、「無料かどうか」ではなく、その担当者がどこまで仲介の仕事をしてくれるのかです。
そもそも、仲介の仕事って何をしているの?
不動産仲介の仕事は、単に物件を紹介して終わりではありません。
一般的には、次のような業務が含まれます。
■ご希望条件の整理と物件紹介
■物件・周辺環境・法的事項の調査
■売買契約に関する説明・手続き
■住宅ローンのご相談・金融機関のご紹介
■司法書士との連携、登記手続きの調整
■引渡しまでのスケジュール管理と流れのご説明
■お引っ越し後のアフターフォローや各種ご相談の取次
これらを一つひとつ丁寧に行うことで、お客様が安心して不動産を購入・売却できるようサポートするのが仲介の役割です。
「必要最低限しかやらない」業者も、確かに存在します
先ほどのSNS投稿のように、「無料だから、そこまではできない」と線を引く業者が存在するのも事実です。
ただし、それは仲介手数料が無料だからというより、そもそもの業務スタンスの問題であるケースがほとんどです。
実際、不動産の購入に慣れている方の中には、次のような条件がそろっている方もいらっしゃいます。
■付き合いのある銀行や司法書士がすでにいる
■住宅ローンを使わず、現金で購入する
■リフォームや手続きも自分で進められる
■過去に何度も不動産取引を経験している
こうした方にとっては、仲介業者にすべてを任せる必要はなく、
「最低限のサポートだけで十分」という場合もあるでしょう。
その意味では、仲介手数料を払わずに購入できる選択が合理的なケースも、確かにあります。
それでも仲介が必要になる瞬間があります
一方で、不動産取引には、表に出てこない問題や、購入後に判明する事実が潜んでいることも少なくありません。
■住んでみて初めて気づく設備の不具合
■境界や管理規約に関する認識違い
■想定外の修繕や費用負担
いわゆる「隠れた瑕疵(かし)」や、契約内容の解釈をめぐる問題は、
何か起きたときにこそ、仲介の力量が問われます。
その際、「売って終わり」「もう関係ない」という対応をされてしまえば、
不安や不満が残るのは当然です。
弊社の考え方について
弊社では、仲介手数料をお得にするサービスをご用意しています。
しかしそれは、仲介の仕事を減らすためのものではありません。
手数料が満額の会社に依頼した場合と同じように、いえ、それ以上に、
安心してお任せいただける存在でありたいと考えています。
■不安なことは何でも聞いていただく
■分からないことは、分かるまで説明する
■問題が起きたときは、一緒に解決策を考える
「手数料が安いから、この程度」ではなく、「だからこそ、ちゃんと向き合う」
それが、私たちのスタンスです。
まとめ
仲介手数料無料・割引が危ないかどうかは、金額だけで判断できるものではありません。
■どんな姿勢で仕事をしている会社なのか
■困ったときに、きちんと対応してくれるのか
■長い付き合いを前提に考えてくれているのか
ぜひ、そこを見ていただきたいと思います。
不動産は、買って終わりではありません。
だからこそ、安心して任せられる仲介かどうかを、じっくり見極めていただければ幸いです。